2016年1月17日日曜日

とんど!

今日はとんどでした。
昨年お世話になった熊手と夏越祭に購入したお札をとんどの竹組に入れて、昨年を無事に過ごさせて頂いた感謝と今年の無病息災をお祈りしてきました。

昔から行われて来た、とんど。
そこには地域の人たちのつながりや伝統が息づいている。
祭壇では地域の人々がそれぞれの祈りを込めて神様に参拝していました。

これだけ科学が発達した世の中において神様にお祈りしたり、人々のつながりを大切にしたり。
結局、科学はそこまでには全然達していないのだな〜と何となく感じました。



とんどに火が入ると3分としないうちに竹組が炎に包まれました。
熱せられた竹の空気が膨張し、
「パン! パン!パン!!!」
と竹が破裂する轟音が町中に轟きました。
周囲にマンションが建ち並んでいる環境のせいか、残響反射がもの凄かったです。
低層の住宅しかなかった頃からすると、この音は現代的に変わっているのかもしれませんね。

舞い上がる火の粉とともに、街の人々の厄や悪気がが消え去り、また新たな一年を過ごせそうな、そんな気にさせてくれました。
伝統行事、そこには軽視することが出来ない、何か不思議な力があると感じました。

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