2011年11月23日水曜日

戦友との別れ、、、そして出会い!

 この鞄は私が最初の事務所に勤めていた頃からの戦友でもある鞄です。
POTER(吉田カバン)のブリーフケースです。
いつもどこへ行くにもこいつと一緒でした。
作りも非常にしっかりしていて、かつ外部、内部に色々なポケットを装備つつも外身は至ってシンプルという、私の目指す建築スタンスと似た鞄でした。

そんな相棒も毎日の使用の中で段々と傷んできました。
決定的に引退を考えたのは、チャックが出来なくなってしまったからです。

このようにチャックが裂けてしまい、、、 


開け閉めが困難になってしまいました。
色々と大量に書籍等を入れていたこともあり、かつ経年劣化による傷みも重なり現役を引退させようという考えに至りました。

 金属部分等を見ると塗装が剥がれ、毎日の動きの中でいい感じに摩耗し、いぶし銀の風合いが出て来ています。これを見ると非常に惜しい気持ちになります。私はこのような物の経年変化を「ボロく」なったとは感じず、「イイ感じに寂びて来た」と感じてしまいます。
日本製でもあったのでとても作りの良い鞄でした。

 この鞄と過ごした時間の中でいくつか感じた鞄への要求を満たしてくれる次なる相棒探しを始めました。満たすべき要求内容とは

   ・収容力が今以上であること
   ・物の出し入れが容易であること
   ・鞄内の閲覧性が高いこと
   ・すっきりとしたデザインであること
   ・小物を収納出来るポケットがたくさんあること

 この要求を満たす条件として今までのブリーフケースではなくトートバッグが良いのではないかという結論に至りました。
 その理由として、最近のスーパーでは買い物袋が有料になりエコバッグを使用する機会が増えてきていたのですが、その物を出し入れする容易さにピンと来ました!

「これだ!」と

 ブリーフケースは少しビジネスマン寄りなイメージですが、トートバッグは今の私の職柄にもフィットするのではないかとの思いもありました。

 それからトートバッグ探しを始めて一つの結論に至りました。
次なる相棒はこいつしかいないという鞄に出会いました。
それが

Pheadra Tote Bag です。

しかーし、、、どのサイトを見ても売り切れでした。
調べてみると鞄の中身に使っている生地が無くなっていて生産出来ないとのことでした。
こうなると無性に欲しくなるのが人の性。

 諦めかけていた矢先、国立商店というサイトで数量限定で再販するとのアナウンスがあったのです!!!
折しもその時期は私の誕生日の頃です。
すぐさま財務大臣(妻)に私の現状とこの鞄のプレゼンテーションを行い、購入の決済を取り付け購入予約を行いました。

そしてついに今日、鞄が届きました!!!

こいつです。↓


 上記の要求を全て満たしてくれています。
ちょっとお洒落なのではないかと思います。
今後この鞄と共にますます仕事を頑張って行きたいと考えておりますので皆様、どうぞ宜しくお願い致します。m(_ _)m

現実逃避

先日、多忙を極める中デイキャンプに強引に出かけてきました(^^)
お陰様で講師の仕事も無事(?)に終わりゆっくりする予定だったのですが、、、
その仕事に時間を取られたおかげで、通常の設計事務所業務が完全に停滞していたのです!

試験が終わって生徒さん達は多分通常の生活に戻られたのでしょうが、私は徹夜徹夜の連続がなお継続中だったのです。(x x)

家族も遊びに行けるもとの思っていたところ、父であり夫でもあるこの私が全然休むどころか一向に仕事を辞める気配を見せなかったところ、だんだんと家族の方がストレスを感じ始め、その突き刺さる思いに堪えられなくなり半ば強引にリフレッシュに出たのでした〜


訪れた場所は呉にある野呂山と言うところです。山と言うだけあって呉の街を一望出来ました!

次回宿泊するための下見を兼ねて今まで行った事のないキャンプ場に行ってみました。
キャンプ場についたらデイキャンプなのでそんなにやることは有りません。
まず下のシェルターを建てます。

 
その後、キッチンテーブルとダイニングテーブルを設営します。
それとクッカーを配備していよいよお昼ご飯を作ります。
我が家のキャンプにきて必ず食べるメニューは、、、


 「サッポロ一番塩らーめん」です。
家で食べてもおいしいのですが、外で食べると最高においしく感じます。
また作るのも簡単です。
家の冷蔵庫に余っているキャベツやタマネギを切っていれるだけです。

 通常はこの塩らーめんが我が家のキャンプスタートの合図見たいなものなのですが、今日はこれで終了!!!
 この後、夜に向けて酒を飲みつつ夕飯の準備に入るところなのですが、、、
まだまだ多忙中の身につき、ゆっくりすることができません(T T)
近々またキャンプする事を胸に誓いつつ、リフレッシュ半日の旅は終了しました。

設計の仕事をしていると事務所にこもって極限までアイデアを練り上げる事も必要ですが、リフレッシュして頭をリセットする事も大切な創作活動の一環だと、その後の仕事の進み具合から感じました。