2011年10月18日火曜日

親?

ただいま業務終了!
現在時刻、、、AM3:37です。
寝る前に一言。

現在、基本設計を練っているところなのですが、なかなか「これだ!」という
絵が出てきません。

世の中には建物が星の数程あります。
その全ては誰かによって設計されているのです。

誰にも考えられずに建っている建物は存在し得ません。
犬小屋でさえ誰かが「こうしたら良くなるだろうな〜」と考えられているはずです。

設計のときに悩むのはもっと良くしよう、こうなったらもっと快適だろうな〜など
色々とより良くなるよう思考を巡らすからだと思います。

そこにはお客様のため、人のためという愛情が存在しているのだと思います。
自分のデザインを見せたいと思って設計する設計士さんもいると思いますが、
それもお客様に気に入っていただき、建物を少しでも長く使ってもらいたいという
気持ちの現れだと思います。

そんな事を考えた時、建物と人間は似ているなと思いました。
一人で誰にも関わらず生まれてきた人間はいません。
必ず親がいます。
建物も最初は必ず誰かの頭の中に産声を上げるのです。
それが絵になり、そして多くの人の手を借り現実の形となるのです。

その誕生は平坦ではなく、苦しみが伴います。
簡単には満足する絵は出てきません。
それを乗り越えた時「これだ!」と思えるのだと思います。
その産みの苦しみを伴う誕生が人間にとても似ていると思ったので一言綴っておこうと思いました。

皆様も住まわれている家がそのようにして誕生しているのだと思いつつ、
自分の家を見てみてください。
きっと愛情が湧いてくると思いますよ(^^)

ではおやすみなさい・・・

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