2011年6月19日日曜日

安佐動物園

昨日は徹夜明けの作業に区切りが付き、1ヶ月ぶり?くらいのオフを取りました。
とは言っても、私も妻帯者。
家族も私の仕事の都合でどこにもしばらく遊びに行っていないという事もあり、家族サービスに出かけてきました。
天気はどんより曇り。今にも雨が落ちてきそうな雲行きでした。しかし、晴れ男、晴れ女が集まった家族なので何とかなるだろうと強行!

思い切って出かけてみて大正解。動物園は日曜日にも関わらず、混み合う事無くしかも日差しが無かったので、暑くも無くでした。

もっと最高だったのは動物達でした。
何度か安佐動物園には行った事はあったのですが、だいたい動物達はあまりやる気もなく、遠くで寝ているというのが相場であるところ、昨日は普段と違い、ハッスルしてくれていました!!!

その一例を紹介します。
 象はだいたい遠くでしか見た事が無かったのですが、この日は堀の縁ギリギリまで出て来て鼻をブンブン振り回してくれて、改めて「象ってでけぇ・・・」と感動させてくれました。

次に、孔雀。この鳥も雄は翼を広げるととても美しいのですが、その勇姿はなかなか見る事が出来ないのですが、この日は発情期?なのか隣にいたメスにガンガン猛アピール!
悲しいかな、無視を決め込まれていましたが、、、その後の健闘を祈ります。

そして、今回の安佐動物園の最大の目的はこのレオガラス!!!
設計されたのは実は私の師匠でもある飯田氏。
まず驚かされたのが、ライオンとの距離。ガラスの厚みおよそ2cmはライオンを鑑賞出来る最小寸法ではないのか!?
普段、動物園の猛獣達を見るときは檻ごしに見るというのが一般的な常識であるが、その檻を無くしてしまうとこの距離感になってしまうのである!!!

見よ!このライオンの顔!!!一般人がコンパクトデジカメで接写出来る最大値ではなかろうか?ガラスがあるので絶対に襲ってはこないと分かっていても本能は感じてしまう・・・
「喰われる・・・」
今までの動物園の常識を建築の力で飛び越えてしまった好例であると感じました。
ライオンは近くで見るとこんなにも筋肉質で、しなやかで、そして美しいのか・・・
これからの自分の設計にもこのような力で人に感動を与えられるよう日々建築に取り組んでいきたいと思いを新たにしました!

おまけ 

虎やライオンのネコ科ゾーンから動物園入り口まで近道が通っているのですが、そこは少し林になっていてそこを降りてみると・・・
「トラ出没注意・・・」
動物園でこの立て札。安佐動物園のジョークなのか・・・
それにしても虎の檻の近くにこの立て札とは!!!
一瞬、ドキッ!とさせられるおもしろ看板でした。
安佐動物園に行かれた方は是非探してみては如何でしょうか?

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